2021-05-10
京都信用保証協会では創業者向けの経営支援サービス、創業バリューアップサポート「チャレジ」(以下、「チャレンジ」)を実施しています。「チャレンジ」についての詳細はこちらをご覧ください。
創業支援「チャレンジ」
今回、「チャレンジ」を活用し働く世代を対象としたオフィスケア事業を開業された川島弓枝さんにインタビューを行いました。
川島さん
以前は薬剤師として製薬企業や医療現場で「病気を治す」ために働く人々や、治療を受けられる方に接していました。その中で、私たちは「健康」ではなく「まだ病を発症していない」未病状態にあり、病に至らないための早期ケアの必要性を感じました。将来的には安心・安全な未病維持プラットフォームを作るという目標を持っていますが、その第一歩として職場等に出張してマッサージを行うオフィスケア事業を開業しました。
川島さん
元々、自分が経営者になるなんて考えてもいませんでした。私の目標を実現するために起業は避けては通れないと感じ腹を括ってみたものの、「何が分からないのかが分からない」という状態でした。知り合いの経営者の方に相談することもありましたが、私の実現したいことのイメージがうまく伝わらず苦労しました。
川島さん
創業者向けのサポートを探していた際に、京都信用保証協会主催の女性創業者を対象としたセミナーに参加しました。受講者の不安や希望を汲んだ企画で、複数の女性スタッフからの自然な声かけもあり、話しやすい雰囲気を感じました。その後個別に面談した際も、私の想いを汲もうと耳を傾けてくださる熱意を感じました。「チャレンジ」は、申請条件や支援内容などのハードルが高くなく、長期にわたって見届けてもらえる安心感があったため、申込みを決めました。
川島さん
誰に何を聞けばいいのか分からない中、私の業態、現状、課題から適切な中小企業診断士の先生を紹介していただきました。4回の面談の中で自身の事業計画にじっくりと向き合う貴重な機会を得られたと思います。また5回目の報告会では、融資いただく金融機関へのプレゼンテーションの機会をいただき、融資までの手続きをスムーズに進めることができました。
川島さん
私もやっとスタート地点に立ったところですが、諦めることなく歩み続けるレジリエンス力が必要だと感じています。それに加え、目的地に早く辿り着くために豊富な実績や情報、ネットワークでサポートしてくれるパートナーを見つけることも大切です。京都信用保証協会のバリューアップサポートはそれらを実現してくれる頼もしいサポートだと感じます。
川島さんは現在、コロナ禍において事業を軌道に乗せるべく頑張っておられます。当協会の経営者向けバリューアップサポート「ビジネスモデル再構築支援」もご活用いただき、新たなビジネスモデルの実現に力を入れておられます。
これからも、創業を目指す方、経営に悩みを抱えておられる方の支援に全力で取り組んで参りたいと思います。皆様ぜひ、当協会までご相談ください。
左:当協会職員/右:川島さん