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育児短時間勤務だからこそ「業務を絶対に後回しにしない」と決めています。

東風歌 企業支援部再生支援課 主事

京都信用保証協会への応募の動機、経緯を教えてください。

多くの中小企業を支える仕事に強く惹かれました。

就職活動当初に考えていたのは、大手企業への就職です。しかし、製造業やライフライン関係など、さまざまな企業を訪問するなかで、知られざる技術や特許を持つ企業の多さに気づきました。

京都信用保証協会の存在を知ったのは、合同就職説明会に参加した際です。ブースで話を聞く中で「多くの中小企業を支える仕事ができる」という点に強く惹かれました。特に当協会は、金融支援だけではなく経営支援にも力を入れており、他の保証協会よりも先進的な取り組みをしていることを知り、志望しました。

いろいろな保証協会を見る中で、先進的な取り組みをしていることから京都を志望したとのこと

現在の仕事内容を教えて下さい。

日々、企業の事業再生をサポートをしています。

現在は再生支援課で、事業再生に取り組む企業のサポートを担当しています。主な業務は、企業が専門家等の支援を受けて策定した再生計画の検証や支援後のモニタリングです。金融機関などとのバンクミーティングにも参加し、計画の達成またはかい離状況の把握を行います。

再生支援課の業務は、支援企業の規模が大きく責任を伴います。現在は育児短時間勤務中のため、私の担当は約60社ですが、同僚は100社ほどを支援しています。

やりがいを感じる時、この仕事をやっていてよかったなと思える瞬間を教えてください。

「不安が解消され、心が軽くなった」と感謝されたことです。

事業承継の支援を行ったときのことです。高齢の社長から娘さんに事業を引き継ぐ話が出ていましたが、事業状況が厳しく、家族で悩まれていました。

私たちが金融機関とともに支援し事業承継が実現したときに、社長はもちろんのこと、娘さんがとても喜んでくださり「不安が解消され、心が軽くなった」と感謝されたことは、大きなやりがいとなりました。

稟議を上げる際には、「事業継続に必要な支援であるため認めたい」といった言葉をよく使用します。改めて私たちの仕事は、お客さんの事業継続を担う仕事だと感じると共に、やりがいを感じる部分です。

働きやすさや福利厚生について教えてください。

育児休業、育児短時間勤務への理解が深い職場です。

2020年1月から産休を取得し、2021年の3月から2023年の3月まで育児休業を取得しました。

育児休業の期間は、基本的に1年間です。私の場合、希望する園に入れなかったことやコロナ禍の影響もあり、育児休業の延長を申請し、2年間取得しました。その後、子どもが保育園に入れたことから、2023年4月に仕事復帰し、育児短時間勤務で働いています。

当協会は有給休暇が取得しやすく、休暇取得を推奨する風土があります。私も授業参観や運動会、自分の用事で休みを取りますし、周囲も同じです。職場全体に育児休暇や育児短時間勤務に対する理解が深く、サポート体制が整っていると感じます。

仕事の性質上、対話することが重要だと感じている東さん

子育てと仕事の両立について教えてください。

ライフスタイルに合わせて働ける環境です。

育児短時間だからこそ「業務を絶対に後回しにしない」と決めています。今は、後回しにしても処理する時間がありません。「明日やろう」と思っていても、子どもの急な体調不良で休む可能性もあります。だからこそ、優先順位が低い業務もその日で終わらせることを心がけています。

育休復帰後も同僚から「お迎え頑張ってね」と声をかけてもらったり、「東さんは15時半までだから、もう仕事は振らんとこう」と配慮いただいたりと、温かい雰囲気があり、仕事を頑張っています。

自分のライフスタイルに合わせて働ける環境が整っており、長く安心して勤めることができる職場です。

これから京都信用保証協会に入りたい方にメッセージをお願いします。

福利厚生が充実した職場で、企業を支えていきましょう。

私は、就職した際に「定年まで働こう」と思い、この会社を選びました。当協会では、女性の育休だけでなく男性の育児休業取得率も100%です。

就職活動中の方にとって、自分のライフスタイルに合わせた職場の対応は非常に重要な部分だと思います。子どもが生まれたり、介護が必要になったりしたときも、育児や介護の制度が充実していること、かつ実際に取得できる環境にあることは、とても大きなポイントだと思います。ぜひ、一緒に働きましょう!