海外展開支援の取組みについて
当協会では、中小企業者の方から「海外展開」の相談が増えていることを踏まえ、今年度に「海外展開サポートデスク」を創設し、①外部機関との連携強化、②職員のスキル向上、③独自施策の展開 の3つを柱として海外展開支援に取り組んでおります。
①外部機関との連携強化については、中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)や日本貿易振興機構(以下、JETRO)と連携した経営支援体制を築いており、その一環として、10月2日(火)に「新輸出大国コンソーシアム※」へ加盟しました。今年度では中小機構と5件、JETROと2件(同コンソーシアムの枠組みを活用)の連携を行い、海外展開に関する支援を行いました。(10月末時点)
※JETROが事務局を担い、公的機関や地域金融機関、商工会議所など国内各地の支援機関が、JETROや海外展開に知見のある専門家と協力し、海外展開を目指す中小企業者等を支援する枠組みです。(詳細はこちら)
また、②職員のスキル向上として、中小機構やJETRO、行政機関、地元金融機関の担当者をお招きし、職員向け勉強会を定期的に開催しています。
そして、③独自施策として、来年6月に東京ビッグサイトで開催される「国際雑貨EXPO」に当協会が出展ブースを確保し、京都府内の中小企業者の方に出展していただく取組みを進めています。海外展開を検討している京都府内の中小企業者の方にテストマーケティングの場を提供するとともに、海外バイヤー対策セミナーや外国語翻訳補助、コンサル支援などを実施する予定です。
当協会は、各関係機関との連携による総合的な海外展開支援の拡充に努めてまいりますので、海外展開に関するお悩みがある方は、お気軽に海外展開サポートデスクまでご相談ください。